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高校2年生の就学支援金はいつまで続く?継続手続きと注意点【2026年版】

更新日:2026-04-10 / 高校2年生 / 就学支援金

2年生になっても就学支援金は継続されます

「高校1年生のときに申請した就学支援金は、2年生になっても続くの?」——この疑問を持つ保護者は多くいます。

結論から言えば、就学支援金は高校在学中(最大36か月)継続して支給されます。ただし、毎年度の継続確認手続きが必要であり、手続きを忘れると支給が止まってしまいます。


就学支援金の支給期間

就学支援金の支給期間は「最大36か月(3年分)」と法律で定められています(高等学校等就学支援金法)。

学年 支給状況
高校1年生 入学後に申請・初回支給
高校2年生 継続確認手続き後に継続支給
高校3年生 継続確認手続き後に継続支給

ただし、36か月はあくまで上限であり、留年・休学・転校などがあると支給月数の計算が変わります


毎年必要な「継続確認手続き」

就学支援金は毎年の確認手続きが必要です。手続きを行わないと、支給が一時停止されます。

手続きの概要

項目 内容
手続き名 収入状況届出(継続確認)
時期 毎年7月頃(学校から案内あり)
方法 e-Shienシステム(オンライン)またはマイナンバーを利用した書類提出
提出先 在籍高校を通じて都道府県へ提出

2026年4月の所得制限撤廃後も、継続確認手続き自体は引き続き必要です。手続きの内容は簡略化される方向で検討されていますが、学校からの案内に従って期限内に対応してください。

手続きを忘れたらどうなる?

7月の手続き期限を過ぎると、8月分以降の就学支援金が一時停止されます。ただし、後から手続きを行えば、停止期間分が遡って支給される場合があります(学校・都道府県によって対応が異なります)。手続き漏れに気付いたら、すぐに学校に相談してください。


2年生の就学支援金:支給額は変わらない

2年生になっても支給額は1年生と同じです(2026年4月施行の改正政令に基づく)。

学校区分 月額 年間
公立高校(全日制) 9,900円 118,800円(約11.9万円)
私立高校(全日制) 38,100円 457,200円(約45.7万円)

支給額が変わるケースは以下のとおりです。

  • 転校した場合:転校先の学校区分(公立↔私立)が変わると、支給額が変わります
  • 休学・留年した場合:在籍が続く限り支給対象ですが、支給月数の上限(36か月)が通算されます

2年生で特に気をつけること

①大学受験に向けた塾費用の増加

2年生後半から大学受験を意識した塾通いを始める家庭が増えます。就学支援金で授業料部分は補填されますが、塾費用は全額自己負担です。文部科学省「子供の学習費調査」令和5年度版によると、高校生の学校外活動費(主に塾・予備校)の年間平均は以下のとおりです。

学校区分 学校外活動費(年間平均)
公立高校 約308,000円
私立高校 約263,000円

大学受験を本格化させる2〜3年生では、この金額を上回るケースが多くなります。

②修学旅行費の積立

多くの高校で2〜3年生に修学旅行が実施されます。旅行代金の積立が毎月発生する場合、家計への影響を確認しておきましょう。就学支援金は修学旅行費には適用されません。

③進路決定と情報収集

2年生は大学・専門学校のオープンキャンパス参加など、進路選択のための行動を始める時期です。オープンキャンパスへの交通費・宿泊費は家庭負担であることも念頭に置いてください。


よくある誤解 Q&A

Q. 所得制限が撤廃されたので、2年生からは手続き不要になりましたか? A. なりません。継続確認手続きは引き続き必要です。所得制限撤廃後も年1回の収入状況届出は継続されています。学校からの案内に従って期限内に手続きを行ってください。

Q. 2年生で私立から公立に転校した場合、就学支援金はどうなりますか? A. 転校先の公立高校の支給区分(月9,900円)に切り替わります。支給月数は通算されるため、残りの支給可能月数が引き継がれます。転校時に在籍校と転入先の学校に確認してください。

Q. 留年した場合、36か月を超えても支給されますか? A. 支給されません。就学支援金の支給期間は最大36か月(通算)と定められており、留年によって在学が延長されても上限は変わりません。

Q. 私立高校から公立高校の通信制に転校したらどうなりますか? A. 通信制公立高校の支給区分が適用されます。支給月額・支給期間の計算方法が変わるため、転校を検討する場合は都道府県の担当窓口に事前相談することをおすすめします。


あなたの家庭の教育費の全体像を確認する

2年生は就学支援金の継続を確認しながら、大学進学に向けた費用準備も始まります。塾費用・受験費用・大学入学費用まで含めた全体像を把握しておきましょう。


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