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児童手当2024年拡充:高校生まで延長で実際いくら増えた?

更新日:2026-04-17 / 高校1〜3年生 / 児童手当

2024年10月から児童手当が大きく変わった

2024年10月(令和6年10月)から、児童手当制度が大幅に拡充されました。主な変更点は以下の3点です。

  1. 支給対象が中学生まで→高校生年代(18歳年度末)まで延長
  2. 所得制限が完全撤廃(以前は高所得世帯は対象外だった)
  3. 第3子以降の支給額が月3万円に増額

これにより、高校生のいる家庭が新たに受給対象となりました。


改正後の支給額(2024年10月〜)

子どもの年齢 月額 備考
0〜2歳 15,000円
3歳〜小学校修了まで 10,000円(第1・2子)
中学生 10,000円
高校生年代(15〜18歳年度末) 10,000円 2024年10月から新たに追加
第3子以降(0〜18歳年度末) 30,000円 2024年10月から増額

※「高校生年代」とは、18歳に達した日以後の最初の3月31日までの期間です。高校に通っているかどうかは問いません。


所得制限の撤廃:影響を受けた世帯

改正前は年収960万円以上(モデル世帯)の場合「特例給付」として月5,000円のみでしたが、2024年10月から全世帯が通常の支給額を受給できるようになりました。

改正前(〜2024年9月) 改正後(2024年10月〜)
年収960万以上:月5,000円(特例給付) 年収に関わらず:月10,000円〜
高校生:対象外 高校生:月10,000円〜

具体的にいくら増えたか:家族構成別の試算

ケース1:子ども1人(高校2年生)・年収700万円の共働き世帯

項目 改正前 改正後 増加額
高校生の手当 0円(高校生は対象外) 10,000円/月 +10,000円/月
年間増加額 +120,000円/年

高校生1人だけの場合、年間12万円の新規受給が始まりました。

ケース2:子ども2人(高校1年生・中学2年生)・年収800万円

対象の子ども 改正前 改正後 増加額
高校1年生(第1子) 0円 10,000円/月 +10,000円
中学2年生(第2子) 10,000円/月 10,000円/月 変わらず
月合計 10,000円 20,000円 +10,000円/月
年間増加額 +120,000円/年

ケース3:子ども3人(高校3年・中学1年・小学4年)・年収1200万円

改正前 改正後 月間増加額
全員が特例給付5,000円×3人=15,000円 高校生10,000円+中学生10,000円+小学生(第3子)30,000円=50,000円 +35,000円/月
年間合計:180,000円 年間合計:600,000円 +420,000円/年

高所得世帯で子どもが3人いる場合、年間42万円の増加になります。


申請・受給の手続き

新たに受給対象になった世帯の手続き

2024年10月の制度改正により新たに受給対象になった世帯(高校生のみいた世帯・所得制限で対象外だった世帯)は、受給のための認定請求書の提出が必要でした。

2024年秋に市区町村から案内が届いたはずですが、未申請の場合は現在でも申請可能です(さかのぼり受給の期限は自治体によって異なります)。

市区町村の子育て支援窓口に問い合わせて確認してください。


よくある疑問 Q&A

Q. 高校を卒業した後も受給できますか?

A. 18歳に達した日以後の最初の3月31日(高校3年生の3月末)で支給が終了します。高卒後に浪人している場合でも、この時点で終了となります。

Q. 高校に通っていない高校生年代でも受給できますか?

A. 受給できます。高校在学を問わず「18歳年度末までの子ども」が対象です。

Q. 共働き世帯は父と母どちらが申請者になりますか?

A. 原則として「家計の主たる生計者(収入が多い方)」が申請します。具体的な要件は居住する市区町村の規定に従ってください。

Q. 児童手当は教育費に使うべきですか?

A. 法的な使途制限はありませんが、多くの家庭が教育費・貯蓄に充てています。高校生への10,000円/月(年12万円)は学習費・塾代の一部に充当できる金額です。


児童手当を積み立てた場合の試算

0歳から18歳(高校3年生3月末)まで児童手当を全額積み立てた場合の累計額(第1子の場合):

年齢区分 月額 期間 累計額
0〜2歳 15,000円 36か月 540,000円
3歳〜小学校修了 10,000円 108か月 1,080,000円
中学生 10,000円 36か月 360,000円
高校生年代 10,000円 36か月 360,000円
合計 216か月 約234万円

全額積み立てれば18年間で約234万円が貯まります(運用なし)。国公立大学の入学金・前期授業料を賄える金額です。


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