教育費ガイド

子どもが小学生のうちにNISAで積み立てれば大学費用は足りる?試算

更新日:2026-05-29 / 小学生 / 教育費積み立て・NISA・大学費用

結論:小1スタートなら十分、小6スタートでも条件次第で間に合う

「子どもが小学生のうちに大学費用の積み立てを始めれば間に合う?」という問いへの答えは、小学1年生から月3万円以上を積み立てれば私立大学・自宅通学の費用をほぼカバーできます

小学6年生(残り6年)からだと月額を増やすか奨学金との併用が必要になります。

この記事では学年別の試算と具体的なプランを解説します。


大学費用の目標額(復習)

出典:文部科学省「子供の学習費調査」令和5年度版・「私立大学等の令和5年度入学者に係る学生納付金等調査」

進学先 4年間費用(自宅通学)
国立大学 約250万円
私立大学(文系・自宅) 約430万円
私立大学(理系・自宅) 約550万円

1人当たりの目標は 250万〜430万円(自宅通学ベース)として試算します。


小学生スタート別・NISA積立試算

積立開始:小学1年生(大学まで12年)

月積立額 元本 年利3% 年利5%
月2万円 288万円 約348万円 約393万円
月3万円 432万円 約521万円 約589万円
月5万円 720万円 約869万円 約982万円

月3万円・年利5%で約590万円。私立文系(自宅)の目標430万円を超えます。

積立開始:小学3年生(大学まで10年)

月積立額 元本 年利3% 年利5%
月2万円 240万円 約278万円 約311万円
月3万円 360万円 約417万円 約466万円
月5万円 600万円 約695万円 約777万円

月3万円・年利5%で約466万円。国立大学目標(250万円)は十分、私立文系(430万円)も概ねカバーできます。

積立開始:小学5年生(大学まで8年)

月積立額 元本 年利3% 年利5%
月3万円 288万円 約320万円 約353万円
月5万円 480万円 約534万円 約589万円
月7万円 672万円 約748万円 約825万円

月5万円でも年利5%で589万円。私立文系をカバーできる水準です。

積立開始:小学6年生(大学まで7年)

月積立額 元本 年利3% 年利5%
月5万円 420万円 約461万円 約504万円
月7万円 588万円 約645万円 約706万円

残り7年になるとNISAの元本割れリスクも高まります。積立定期と組み合わせるリスク分散が有効です。

※すべて元本割れリスクあり。運用成果を保証するものではありません。


小学生から始める場合の注意点

注意点①:入学直前の相場下落リスク

大学入学の1〜2年前に相場が下落した場合、NISAの評価額が大きく下がるリスクがあります。高校1〜2年生になったら段階的に現金化(定期預金等に移す)計画を立てておくことを推奨します。

注意点②:積立途中で家計が苦しくなることも

月3万円の積立を12年続けるのは簡単ではありません。家計が厳しい時期には積立額を一時的に月1万円に減額するなど、「止めない」ことを優先してください。


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※投資には元本割れのリスクがあります。余裕資金の範囲で検討してください。


よくある Q&A

Q. 小学生の子どもがいて今から始めるなら月いくら積み立てるべき?

A. 目標430万円(私立文系・自宅通学)に対して、残り年数と月積立額の組み合わせで決まります。小学3年生(残10年)なら月3万円、小5年生(残8年)なら月5万円が一つの目安です。

Q. 0歳からではなく小学生からしか積み立てられなかった。損した?

A. 遅れは取り戻せます。開始が遅い分は月額を増やす、または奨学金・学資保険を組み合わせることで補えます。「今から始める」ことが重要です。

Q. 小学生の今から始めてNISAを全額引き出すのは大学入学時でいい?

A. 入学時に一度に引き出すより、入学前1〜2年のタイミングで段階的に現金化する方が相場リスクを抑えられます。


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