教育費ガイド

新NISAのつみたて枠と成長投資枠を教育費・老後資金に使い分ける方法

更新日:2026-05-29 / 全学年 / 教育費積み立て・NISA・老後資金

結論:教育費はつみたて枠・老後資金は成長投資枠という基本方針が使いやすい

新NISAには「つみたて投資枠」と「成長投資枠」の2種類があります。どちらに何を入れるか迷う方が多いですが、教育費はつみたて投資枠、老後資金(特に長期保有)は成長投資枠という分け方がシンプルで管理しやすいです。

この記事ではその理由と、具体的な配分例・取り崩し計画を解説します。


新NISAの2つの枠の違いを確認する

項目 つみたて投資枠 成長投資枠
年間上限 120万円 240万円
生涯上限 1,800万円(総枠内) 1,200万円(別枠)
投資できるもの 金融庁認定の長期積立向け商品(インデックスファンド等) 株式・ETF・幅広い投資信託
毎月の積立 自動積立が基本 スポット購入も可
向いている用途 長期の積み立て・教育費 長期成長狙い・老後資金

どちらで運用した利益も非課税になります。


なぜ教育費はつみたて投資枠が向いているのか

理由①:低コスト商品のみで安定した積み立てができる

つみたて投資枠で購入できる商品は金融庁が厳選した低コスト商品に限定されています。信託報酬が低く、長期で保有するほどコスト優位性が出ます。

理由②:自動積立で手間がかからない

毎月自動で同じ金額を積み立てるため、相場が高い時も安い時も淡々と買い続けるドルコスト平均法の効果があります。子育て中で投資に時間を割けない共働き世帯に向いています。

理由③:教育費の引き出しタイミングが事前にわかる

大学入学は多くの場合18歳前後と予測できます。つみたて枠で積み立てたものを計画的に取り崩せます。


成長投資枠を老後資金に使う理由

理由①:投資対象の幅が広い

株式・ETF・REIT等、幅広いアセットに投資できます。老後資金は30〜40年の超長期運用が可能で、より高いリターンを狙える商品選択の余地があります。

理由②:老後資金は引き出しタイミングが決まっていない

教育費と違い、老後資金は「いつ引き出すか」が変動します。成長投資枠で長期保有しながら、相場が良いタイミングで引き出す柔軟な運用に向いています。


具体的な配分例

ケース①:子どもが小さい共働き世帯(教育費優先期)

月積立額 目的
つみたて投資枠 月5万円 教育費(18年積立)
成長投資枠 月3万円 老後資金(長期)
合計 月8万円

ケース②:子どもが高校生(教育費引き出しが近い)

月積立額 目的
つみたて投資枠 月2万円(減額・現金化準備) 教育費の最終積み上げ
成長投資枠 月6万円 老後資金にシフト
合計 月8万円

大学入学1〜2年前から教育費分を段階的に現金化し、老後資金への積立比率を上げていくのがおすすめです。

ケース③:子どもの大学卒業後(老後資金専念期)

月積立額 目的
つみたて投資枠 月10万円 老後資金(残り20年以上)
成長投資枠 月20万円 老後資金・成長枠フル活用

取り崩しの順番

教育費として積み立てたつみたて枠を先に取り崩し、成長投資枠はできるだけ長く保有するのが基本戦略です。


楽天証券でNISA口座を開設(無料)→ 積立を始める

※投資には元本割れのリスクがあります。余裕資金の範囲で検討してください。


よくある Q&A

Q. 両方の枠を同時に使わないといけない?

A. 同時に使う必要はありません。まずつみたて枠だけで教育費を積み立て、余裕が出てきたら成長投資枠を使い始める段階的な使い方でも問題ありません。

Q. 成長投資枠でも積立はできる?

A. はい。成長投資枠でも自動積立が設定できます。投資信託であれば、つみたて枠とほぼ同じ感覚で積み立てられます。

Q. NISAの生涯上限1,800万円は2つの枠で共有?

A. はい。つみたて投資枠・成長投資枠の合計で1,800万円が生涯の投資上限(簿価ベース)です。成長投資枠は1,200万円が別個の上限として設けられています。


あなたの家庭の教育費積立プランを試算する

📊 Gaku-Simで教育費の積立シミュレーションをする

子どもの年齢・目標進路・毎月の積立額を入力するだけで、大学入学時の準備金と不足額を5分で確認できます。

👉 無料で試算する → Gaku-Sim シミュレーター


関連記事

あなたの家庭の教育費の実態を数字で把握しませんか?

無料でシミュレーションする

登録不要・5分で完了