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ジュニアNISA廃止後の教育費積み立て:今からできる最適な方法【2026年版】

更新日:2026-04-27 / 全学年 / 教育費積み立て・資産形成

結論:ジュニアNISA廃止後は「親名義のNISA」が主戦場——子どもの年齢で戦略を変える

ジュニアNISAは2023年12月31日をもって新規購入が終了しました。2026年現在、「子どもの教育費をどう積み立てればいいか」と迷っている親御さんが急増しています。

答えを先に言えば、親名義の新NISAつみたて投資枠を使うのが最もシンプルで有利な方法です。ただし、子どもの現在の年齢によって「何年間積み立てられるか」が変わるため、戦略は変わります。

この記事では、ジュニアNISA廃止後に選べる4つの方法を比較し、子どもの年齢別に最適な組み合わせを解説します。


ジュニアNISA廃止後に選べる4つの方法

方法①:親名義の新NISAつみたて投資枠

2024年1月から始まった新NISAのつみたて投資枠は、年間120万円まで非課税で積み立てられます(生涯投資枠1,800万円)。

項目 内容
名義 親(18歳以上)
年間上限 120万円(つみたて投資枠)
非課税期間 無期限
投資対象 長期・分散・積立に適した投資信託
引き出し いつでも可能

ポイント:教育費として使う時期に合わせて取り崩せるため、柔軟性が高い。元本割れリスクはあるものの、インデックスファンドへの長期積立で平均リターン3〜6%程度が期待できます。


方法②:特定口座(課税口座)での積み立て

新NISAの年間投資枠を超える場合や、すでにNISA枠を使い切っている場合の選択肢。

項目 内容
非課税 なし(利益に20.315%課税)
上限 なし
投資対象 株式・投資信託など自由

使い方:新NISAを最大限活用した上で「もっと積み立てたい」場合の補完手段として活用します。


方法③:学資保険

リスクを取りたくない・確実に貯めたい家庭向け。

項目 内容
返戻率 100〜112%程度(2026年時点)
特徴 親死亡時に保険料払込免除+受取保証
流動性 低い(途中解約で元本割れの可能性)

ポイント:「絶対に使う教育費」の確保として一部を学資保険、残りをNISAで運用する「組み合わせ戦略」が安定的。


方法④:こども(教育)積み立て定期預金

銀行によっては「こども積み立て」専用の定期預金商品を提供しています。元本保証で金利は年0.1〜0.4%程度。インフレに負ける可能性はあるが、リスクゼロで確実に貯まります。


子どもの年齢別:最適な積み立て戦略

子どもが0〜5歳(積み立て期間:13〜18年)

期間が長いほど複利の恩恵を受けやすい。新NISAつみたて投資枠での長期積立が最有力

月々の積み立て額 18年後の試算(年率4%想定)
1万円/月 約286万円
2万円/月 約572万円
3万円/月 約858万円

※元本保証ではありません。市場環境によって変動します。

推奨構成

  • 新NISAつみたて投資枠:月2〜3万円(全世界株式インデックスなど)
  • 学資保険:保障機能として1本(月1万円程度)

子どもが6〜10歳(積み立て期間:8〜12年)

まだ十分な積み立て期間がある。NISAを軸に、元本確保分を学資保険や定期預金で補完。

推奨構成

  • 新NISAつみたて投資枠:月2万円
  • 学資保険またはこども積み立て定期:月5,000〜1万円

子どもが11〜14歳(積み立て期間:4〜7年)

積み立て期間が短くなるため、投資比率を下げてリスクを抑える。高校入学(16歳)と大学入学(18歳)に分けた「2段階」で考える

  • 高校入学費用(2〜4年後)→ 定期預金または学資保険で確保
  • 大学入学費用(4〜7年後)→ NISAで積み立て継続

推奨構成

  • 高校費用分:こども積み立て定期(元本保証)
  • 大学費用分:新NISAつみたて投資枠(月1〜2万円)

子どもが15〜17歳(積み立て期間:1〜3年)

もはや長期投資は難しい。元本割れリスクを避け、現金・定期預金で確保するのが原則

NISAも「3年以内に使う予定の資金」は株式投資に回さないのが基本ルール。

推奨構成

  • すでにあるNISA残高はそのまま保有(急いで売らない)
  • 今後の積み立ては高利回り定期預金で安全確保

旧ジュニアNISAの残高はどうなる?

2023年以前にジュニアNISAで購入した投資信託・株式は、2024年以降も非課税のまま保有を続けられます(廃止後も既存残高は売却まで非課税)。

対応の考え方

  • 子どもが18歳になるまでは非課税で保有継続できる
  • 2024年からは親のNISA口座に移管できないが、売却して親のNISAで買い直す選択肢もある
  • 急いで売る必要はなく、使う時期に合わせて計画的に取り崩す

よくある誤解 Q&A

Q:ジュニアNISAが廃止されたら教育費は貯められなくなった?

A:そんなことはありません。親名義の新NISAを使えば実質的に同じ効果が得られます。むしろ非課税枠が拡大(年間360万円まで)しているため、以前より有利になった面もあります。

Q:子ども名義で積み立てないと、贈与税がかかる?

A:親が自分のNISA口座で積み立て、教育費として子どものために使うだけなら贈与税はかかりません。子どもに現金を渡して「子ども名義の口座」で運用する場合は、年110万円を超えると贈与税の申告が必要です。

Q:学資保険は今でも意味がある?

A:「保障機能(親が亡くなっても教育費を確保できる)」を重視するなら意味があります。純粋な資産形成ならNISAが有利です。両者を組み合わせるのが現実的な選択肢です。

Q:いくら積み立てれば足りる?

A:大学4年間の費用目安は国公立で約250万円、私立理系で約550万円。高校までの費用も含めると、総額700万〜1,400万円が必要です(進路・学校種別によって大きく変わります)。


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