教育費ガイド

習い事は何個まで?家計と子どもへの影響を年収別に試算

更新日:2026-04-20 / 小学1〜6年生 / 習い事費用

習い事の「適切な個数」に正解はない。でも目安はある

「周りの子が3〜4個やっているので焦る」「子どもが増やしたいと言うが家計が心配」「何個まで入れていいか分からない」——習い事の個数で悩む保護者は非常に多くいます。

先に結論をお伝えします。習い事の適切な個数は「家計への圧迫度」と「子どもの負担感」の2軸で決まります。 一般的に「週3〜4コマ(2〜3種類)程度まで」が小学生の目安とされますが、家庭の収入・子どもの体力・学習状況によって変わります。


習い事1個あたりの費用相場

習い事の種類 月額相場
スポーツ系(サッカー・水泳・体操) 5,000〜15,000円
音楽系(ピアノ・バイオリン) 8,000〜20,000円
英会話教室 10,000〜25,000円
学習塾・通信教育 7,000〜30,000円
そろばん 5,000〜10,000円
プログラミング 8,000〜20,000円
武道系(空手・柔道) 3,000〜10,000円
絵画・アート教室 5,000〜15,000円

1教室あたり月平均約8,000〜15,000円として計算すると:

習い事の個数 月額合計(目安) 年間合計(目安)
1個 8,000〜15,000円 96,000〜180,000円
2個 16,000〜30,000円 192,000〜360,000円
3個 24,000〜45,000円 288,000〜540,000円
4個 32,000〜60,000円 384,000〜720,000円

年収別:習い事費用の適切な上限

家計の考え方

教育費(習い事含む)は手取り収入の「10〜15%以内」に収めるのが家計管理の目安です。

年収(夫婦合計) 手取り月収(目安) 習い事費用の上限目安
400万円 約28万円 月28,000〜42,000円
600万円 約38万円 月38,000〜57,000円
800万円 約50万円 月50,000〜75,000円
1,000万円 約63万円 月63,000〜95,000円

ただしこれは「習い事費用だけ」の上限です。学校教育費・塾代・大学進学に向けた積み立てを考えると、実際には習い事だけで上限まで使うことは難しいケースが多いです。

現実的な目安(子ども1人あたり)

年収 習い事の個数目安 月額目安
400万円 1〜2個 月1〜2万円
600万円 2〜3個 月2〜3万円
800万円 2〜4個 月2〜4万円
1,000万円 3〜5個(ただし子の負担を優先) 月3〜6万円

子どもへの影響:過負荷のサインを見逃さない

習い事が多すぎると費用だけでなく、子どもの心身に影響が出ます。以下のサインが複数当てはまる場合は習い事の整理を検討してください。

過負荷のサイン

  • □ 平日の帰宅が夜9時以降になる日が週に3日以上ある
  • □ 宿題・学校の課題をこなせていない
  • □ 「疲れた」「眠い」が口癖になっている
  • □ 自由時間(何もしない時間・遊び時間)がほぼない
  • □ 特定の習い事の前に不機嫌・泣く・体調不良を訴える
  • □ 学校の成績が急に落ちた

学習指導要領外の習い事に忙しすぎて基礎学力が育たないケースもあります。「習い事の充実=教育の充実」ではありません。


習い事の優先順位の付け方

3つの軸で評価する

① 子ども本人が楽しんでいるか(本人の意欲) 親が「やらせたい」という理由だけで続けているなら、子どもの意欲を確認してください。

② 目に見える効果・成長があるか(継続の意味) 半年〜1年続けて、何らかの成長や変化があるか確認します。

③ 家計の負担が許容範囲内か(持続可能性) 何年も続けられる費用かどうかを考えます。小学校から高校まで10年間続ける場合の総費用も意識してください。

削減するなら「1個」から試す

「全部やめる」ではなく、最も効果が低い・子どもが消極的な1個から整理する方法が失敗しにくいです。


よくある疑問 Q&A

Q. 小学生に習い事は何個が「普通」ですか?

A. 文部科学省の調査等によると、小学生が習い事をしている割合は約70〜80%で、平均的には2〜3個程度が多いとされています。ただし「普通」に合わせる必要はなく、家庭の状況に合わせた判断が正解です。

Q. 習い事を増やすと学校の勉強への影響はありますか?

A. 時間的な余裕が減ることで宿題・復習の時間が削られると、成績に影響することがあります。特に小学4年生以降は学習内容が難しくなるため、習い事の量と学習時間のバランスを意識することが重要です。

Q. 費用を抑えたいが子どもの「やりたい」に応えたい。どうすればよいですか?

A. 費用の安い習い事(地域のスポーツクラブ・公民館教室・学校の部活動)から始めてみることをおすすめします。本格的に続けることが分かってから、費用のかかる専門教室に移行する段階的なアプローチが有効です。


通信教育で学習面をカバーしながら習い事費用を抑える

習い事の個数を増やす代わりに、通信教育(スマイルゼミ等)で国算英理社を一括カバーすると、費用と時間の両方を節約できます。月3,000〜5,000円で5教科対応できるため、塾1コマ相当の費用で全教科を維持できます。

最新情報・料金を確認する → スマイルゼミ公式サイト

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習い事を何個にするかの判断には、教育費全体(学校費用・大学進学費用・塾代)との兼ね合いが重要です。


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