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私立中学受験から入学まで「全費用」はいくら?塾代+受験費用+入学金の総額試算【2026年版】

更新日:2026-05-07 / 小学校4〜6年生・中学1年生 / 入学金・施設費・塾費用

結論:私立中学受験の「全費用」は小4から入学まで合計300〜500万円

結論から言うと、私立中学受験に必要な費用は塾代(小4〜小6の3年間)+受験費用+入学金+初年度学費の合計で300〜500万円が一般的な目安です。

「塾代だけで考えていたら、入学金や諸費用で予算オーバーした」というケースは少なくありません。この記事では、小学4年生の塾通い開始から中学1年4月の入学までのすべての費用を項目別に整理し、実際に家計にいくら必要かを試算します。


費用の全体像:4つのフェーズで整理する

フェーズ 時期 主な費用
① 通塾期 小4〜小6(3年間) 入塾金・月謝・夏期/冬期講習・模試費
② 受験直前 小6秋〜冬 過去問集・直前対策講習・学校説明会交通費
③ 受験本番 小6 1〜2月 受験料(1校あたり約2〜3万円)×複数校
④ 入学準備 小6 3月〜中1 4月 入学金・制服・教材・施設費

① 通塾費用(小4〜小6):最大の支出はここ

中学受験塾(四谷大塚・日能研・SAPIX等)の費用は学年と科目数によって異なります。

月謝・年間費用の目安

学年 月謝(4科) 年間費用(月謝+講習費込み)
小4 3〜5万円 約50〜80万円
小5 4〜6万円 約70〜100万円
小6 5〜8万円 約100〜150万円(夏期・直前含む)
3年間合計 約220〜330万円

小6の夏期講習・直前期の特訓講座で費用が急増します。「小4・小5は月4万円台だったが、小6だけで100万円以上かかった」というケースは一般的です。

模試費用

模試 1回あたりの費用 年間受験回数目安
志望校判定模試 4,000〜6,000円 年6〜10回
合計 年間約3〜6万円

② 受験直前費用:過去問・直前対策

費用項目 目安
過去問集(志望校別、1冊2,000〜3,000円×5〜10校分) 約1〜3万円
直前特訓・正月特訓(塾主催) 約3〜10万円
学校見学・説明会の交通費 約0.5〜2万円
小計 約5〜15万円

③ 受験費用:受験料×複数校

私立中学の受験料は1校あたり2〜3万円が相場です。

受験校数 受験料の合計目安
3校受験 約6〜9万円
5校受験 約10〜15万円
7〜10校受験 約14〜30万円

受験日程が集中する2月上旬(東京・神奈川の受験解禁日)前後に現金が必要になります。入学金の「押さえ」期限と重なるため、手元に30〜50万円の現金を確保しておくことが重要です。


④ 入学準備費用:入学金・制服・施設費

入学金

私立中学の入学金は学校によって大きく異なります。

学校タイプ 入学金の目安
中堅私立中学 15〜25万円
難関私立中学 25〜40万円
国立附属中学 約3〜5万円

入学金の支払い期限は合格発表から1〜2週間以内が多く、入金期限を過ぎると入学権を失います。第一志望合格を待ちながら「押さえ校」の入学金を払うかどうかの判断は、資金的にも精神的にも難所です。

初年度の学費・諸費用

費用項目 私立中学(平均) 公立中学
授業料(年間) 約40〜60万円 実質無償
施設整備費 約5〜15万円
教材費・教科書 約3〜5万円 約1〜2万円
制服・体操服(初年度) 約7〜12万円 約4〜8万円
通学定期代(年間) 約8〜15万円 約3〜6万円
初年度合計 約63〜107万円 約8〜16万円

出典:文部科学省「子供の学習費調査」令和5年度版。


費用の総計:小4〜中1入学まで

フェーズ 費用範囲
① 通塾費用(小4〜小6) 約220〜330万円
② 受験直前 約5〜15万円
③ 受験料 約6〜30万円
④ 入学金・初年度学費 約63〜107万円
合計 約294〜482万円

現実的な中央値として300〜400万円を想定しておくのが安全です。


公立中学との費用差

項目 私立中学(3年間) 公立中学(3年間) 差額
授業料 約120〜180万円 実質無償 △120〜180万円
塾代(受験準備含む) 約220〜330万円 約50〜80万円(高校受験塾) △140〜250万円
入学金・諸費用 約70〜120万円 約10万円 △60〜110万円
小4〜中3合計 約410〜630万円 約60〜90万円 △350〜540万円

私立中学進学(小4中学受験開始〜中3卒業まで)の総費用は、公立中学の6〜8倍になります。この差額が「中学受験を選択する経済的コスト」です。


よくある Q&A

Q. 塾なしで中学受験はできる?

A. 難関校(偏差値65以上)の合格は塾なしでは難しいとされています。ただし中堅校(偏差値45〜55)であれば通信教育・家庭学習中心で合格するケースもあります。費用を抑えたい場合は「通信教育+短期集中型個別指導」という組み合わせが選択肢になります。

Q. 入学金の「押さえ」は何校分払うべき?

A. 一般的には第一志望・第二志望の合格発表を待ちながら「滑り止め校1〜2校分」の入学金を押さえます。押さえ分の入学金は合格した場合は返金されません。あらかじめ20〜50万円の「入学金キャッシュ」を確保しておくことが重要です。

Q. 就学支援金は私立中学に適用される?

A. 就学支援金は高校が対象で、中学校は対象外です。ただし自治体によっては独自の私立中学向け補助制度がある場合があります(東京都・大阪府など)。居住地の自治体HPを確認してください。

Q. 中学受験で費用を抑えるポイントは?

A. ① 受験校数を絞る(1校あたり2〜3万円の節約)、② 講習の取捨選択(塾が勧める全講座を受けない)、③ 通信教育との組み合わせ(低学年のうちは通信教育で基礎固め)——が有効です。


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